2011年11月4日 ホーンボタン改善!!

 先日交換したばかりのステアリングなのだが、その時の更新時にも書いたように一つだけ気に入らないところがあった。
それがホーンボタン。MOMO RACE純正のホーンボタンを使わず、他のMOMO製ステアリング用のホーンボタンを使ったところ、
裏のアース配線の違いにより、奥まで押し込んでアースの電極をボスに接触させておかないとホーンがならなず、ホーンボタンがだいぶ奥に
引っ込んでしまうという状態になってしまっていたのだ。

 

その時の写真がこちら。リングに対してずいぶん奥に引っ込んでしまっているのがわかるだろうか?
もともとつけていたMOMO RACE用のホーンボタンではこんな風にはならなかった。

 毎日の運転中、常に目に入ってくる部分である事からかな〜〜〜〜〜りのフラストレーションになってきてしまい、早急に対策を講じなければ!!
・・・と、みんカラなどを調べていたところ、どうやるのかまではわからなかったがどうやらホーンボタン自体は普通にばらせると言う事がわかったので、
見切り発車で分解を試みる事にした。

 とりあえず付けているホーンを外し、もともとつけていたホーンボタンも再び引っ張り出してくる。



取り外したホーンボタン。



裏はこうなっている。手前に見えている棒状の金具がアース端子となっており、ココをボスに接触させる事でアースが取れる。



こちらは元々つけていたMOMO RACE用のホーンボタン。



裏はこうなっており、+も−もコードを挿して通電させる。

※後で調べてわかったのだが、日本の社外ステアリング用ボスなんかはどちらかというと上の接触タイプのアースが主流のようで、
プラスの配線がピョロっと出ているだけのタイプが多いんだってね。
自分はMADE IN TAIWAN製のクイックリリースボススペーサーを付けており、そのスペーサーは普通に+と−の配線が出ているのでなにも
違和感なくつけていて気が付かなかった・・・。

 違いを確認したところでさっそく分解開始!!
グルグルとホーンボタンを眺めているとツメらしき物を発見!!

どうにもこのツメらしきものが怪しい・・・。


とりあえずそのツメをマイナスドライバーでグイッと押し込んでやると・・・


いともあっさり外れたwww

 写真はホーンボタンが乗っかっているけど実際は手に持っているので外れた瞬間、バネの力でボタンがビヨヨ〜〜〜ンと飛び出し、
漫画のようにバラバラとパーツがバラされ、『あああっ!!いきなりブッ壊してしまったっ!!』・・・と焦った。



外したツメの部分がこれ。ここで固定されているだけで他の部品はこのツメの付いたリングで外れないように止められているだけと言う
なんともシンプルで単純な構造だった。



ツメの付いたリングを外した状態。



上のペラペラのMOMOボタンを外すと真鍮(?)製のラッパがこんにちわ。



ラッパの下にはバネが鎮座して終わり。

通電のシステムも小学校の理科のレベルだった・・・。



バネの下にアース用の金具がかしめられており、そこに真鍮製のバネが乗っかっているだけ。固定すらされていない。



そのバネの上に真鍮製のラッパが乗っかり、そのラッパが押し込まれると中心のプラスの電極と接触して通電すると言うシステム。



ちなみに新しく買った方の接触型のホーンは真鍮のバネがそのまま外に飛び出しているだけだった・・・。

 いや、良いよ?シンプルで壊れない。非常に素晴らしいシステムだと思う。
いいけど・・・こんな屋台で売っているおもちゃレベルの構造の物に3000円近くも払っていたのかと思うとちょっと悲しくなってくる・・・。
原価なんて数百円レベルじゃなかろうか・・・。いや、別にいいんだけどね・・・。



これは二つのホーンを比べてみた写真巻き数や高さが違うのは・・・なんでだろう?更なるコスト削減?!
単純に左の元々使っていたホーンは抑えられている時間も長かっただろうから塑性変形したとも考えられるが・・・まぁ、どうでもいいかwww

 ・・・で。あとはばらした手順どおりに外の意匠部分だけを入れ替えて組みなおし、ステアリングに再装着!!
見事リングとツライチになりましたとさ♪



ツライチなぅ♪
見た目も断然かっこよくなったし、何より圧倒的にホーンボタンが押しやすくなった♪
これで新生MOMO RACEは100点満点のものに仕上がった♪
ん〜〜〜♪満足満足☆

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